第1章 なぜ故郷を捨ててまで………………11
故 郷 13
国の呼びかけに、魂を揺すぶられ 14
いよいよ出発「日本男児の誇りなれ…」 16
プサン→ハルビン(哈爾浜)→王楊 18
すでに長い立派な畝が 20
向こう端の人が点に見えるほど 23
県庁の両門に生首が三個ずつ 23
深い井戸の水汲み 26
戸外のトイレ…冬は寒くて 27
百花繚乱の夏、収穫の秋 27
母を日本に帰す 28
辞典一冊を丸写ししようとしたが 31
予想もしなかったプレゼントまで 33
匪賊との対決〜
「一朝、事あれば関東軍が…」のはずが 34
匪賊がやって来た! 35
狼が跳んできた 36
狙われたのは「満馬」 37
肝にこたえる狼の遠吠え 38
ヒグマの被害 39
収穫場は家の近くの地面を固め 40
母の訃報、三十一歳で 42
収穫物の山が火災に 43
「満人」からの恩返し 46
三階建てほどの穀物の山 47
山で集めた薪を街で売る 48
海倫(ハイロン)農学校 50
おこげの残飯狙い 52
寝小便の失敗 53
戦局の悪化が感じられ… 54
死体が起き上がった 56
父の召集と重なった帰省 57
全員、学校に集合せよ!」 61
現地農民の蜂起 62
第2章 ロシア兵現れる ………………………67
日ソ中立条約を無視して 69
最初の命令は「武装解除」 69
女と見れば目の前で 71
姿を見せなかった関東軍 72
「無条件降伏だ!」と逃げ出す 73
安拝開拓団にたどり着いたが… 74
どんなことがあっても弟妹を 75
ここが最後の死に場所だ〜韓家事件の惨劇 79
逃げ延びた! 84
塀の中で続いていた惨劇 85
「大和民族は滅亡したぞ…」 86
興安嶺の山にこもる 87
赤ん坊を「満人部落」の門前に 88
カボチャのお土産 89
地獄で仏…お寺で手厚いもてなしを受ける 91
一人はぐれて小興安嶺の山中を 92
空き家にもぐりこむ 93
見棄てられた開拓民 95
「母が守っていてくれた」と月に 96
第3章 ハルビン(哈爾浜)収容所 ………101
ソ連軍のトラックの窓磨き 103
おいしいシチューをどっさり 104
リンゴ 105
日本人の子供が万引き 106
新京へ〜沿線で待ち構えているロシア兵 107
レンガ造りの住宅 108
豆腐を仕入れ、避難民に行商 109
ソ連兵に掃除をさせられる 110
マッチとローソクを行商 112
「今こそ、恨みを晴らしてやろう!」 113
にせ病を装って逃げ出した 115
発疹チブスの大流行 117
「この町を離れよう」 118
発疹チブスを避けて奉天へ 119
叺を布団代わりに 120
納豆の行商から 122
お菓子も扱う 123
奉天でも発疹チブスが流行 124
全裸死体が累々と 125
凍った地面を掘って遺体を埋め 127
兄弟三人が感染 127
妹の雇い主にすがる 129
製粉工場・萬隆昌(ワンロンチャン) 130
パン工場を手掛ける 130
「ジャンはいい奴だ。娘の婿にしたら…」 131
まじないで治った腹痛 133
「市場で穀物を売ってくれ」 134
増える一方の売り上げ 136
帰国命令 138
奉天に残ろうか… 139
「持ち出したものは、すべて処分せよ」 140
「女性を二人出せ」 141
第4章 関東軍のバカヤロウ ………………143
「関東軍のバカヤロウ!」 145
乗船後の水葬 146
佐世保では入港拒否、
博多港では三週間上陸待ち 147
上陸後の急死 148
原爆の広島でのショック 149
母の実家にたどり着く 150
黒川農学校のこと〜すばらしい学友 151
父、生きて帰国 152
いよいよ父に会う 154
反対はできなかったのか 155
奥高見への入植 156
苦難の奥高見開拓 159
すべては湖底へ160
あとがき
編集後記